ロレックスや高級腕時計を貸金庫に預けるのは危険？！自宅での保管方法は？

高級時計のロレックスや貴金属は、資産価値が高く、盗難のリスクも伴います。

これらの貴重品を安全に保管する方法として注目されているのが貸金庫の利用ですが、なんと行員による盗難事件が起きました。

貸金庫とは

貸金庫は、銀行内にあることから高度なセキュリティ対策が実施されており、耐震や火災、災害などのリスクから大切な資産を守るのに適しています。

ロッカータイプや引出しタイプなどサイズもさまざまで、宝石、現金、証書類、貴金属、高級時計など幅広い品物を保管するために利用されます。

利用料金：2,000～3,000円/月

2024年11月22日、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループは、傘下の「三菱ＵＦＪ銀行」の元行員が、東京都内の複数の支店で貸金庫から顧客の資産を着服していたと発表。

時価総額は十数億円とのこと。

元行員は支店の店頭業務責任者。

２つの支店で、2020年４月から24年10月の約４年半にわたり、貸金庫契約者約60人の資産を窃盗。

顧客からの指摘をもとに調査を行い、10月31日に事態が発覚し、元行員が認めたことから、11月14日に懲戒解雇。

「信頼・信用という弊行のビジネスの根幹を揺るがす事案」としており、全容解明に向けた調査を進める。

原因究明のほか、利用者への被害補償、真因分析に基づく再発防止に向けた取り組みも検討していくとのこと。

貸金庫の借主は、銀行から鍵を預かることで出し入れ可能となります。

ただし、鍵の紛失リスクがあることから銀行側は「サブキー」を保管しています。

サブキーについて、銀行関係者（友人）にきいたところ、貸金庫のサブキーは封筒に入れて管理しているとのこと。（管理方法は銀行により異なる）

封書は軽い糊付けなので、上手に開封すれば開封したかどうかは、分からないとのこと。

怖すぎですね（汗

耐火に優れた据え置き型の「家庭用金庫」をおすすめします。

高価なロレックスや貴金属を保管する際、貸金庫は安全とは言えなくなってしまいました。

今後は、銀行側も再発防止に努めると思われますが、それまでの間、心配な方は、ご自宅で管理できる耐火に優れた据え置き型の「家庭用金庫」を検討されてはいかがでしょうか。

また、資産を守るための3つの行動を意識しましょう。