正規店に通われている方なら必ず耳にする「タイミング」についてです。
お客さん:デイトナを購入したいんですけど在庫はありますか?
正規店:在庫確認してきます
待つこと1~3分
正規店:申し訳ございません。ただいま在庫を切らしております。
お客さん:そうなんですね。次の入荷はいつですか?
正規店:セキュリティの関係上、お答えすることはできませんが、ご来店いただいた際に「タイミング」が良ければご購入可能です。
こんな感じで使用される「タイミング」という言葉ですが、そのタイミングはいつなんでしょうか。
それについて、深堀してみます。
時計の検品が終了している
特約店や店舗の大きさにより違いはありますが、プロフェッショナルモデル、クラシックモデルを合わせて毎月数十~数百本は入荷しています。
それを少数の技師さんの手により精度や検品チェックを行うので時間は掛かります。
サービスカウンターや個室が空いている
店舗を運営するには売上(利益)を出さなければいけません。
その為に、毎月数本は必ず販売していますが100万/本以上する高級時計なので丁寧な接客が必要とされます。
店舗によってサービスカウンターや個室の数は決まっているので、ここにお客さんがいる時は接客できる場所がないので購入することができません。
購入時の接客時間は入店から退店まで、おおよそ1時間くらいとなります。
正規店にとって都合の良い時間
販売さんはサービス業であることからシフト勤務の2交代となっています。
シフト例
- 9:00~18:00
- 11:00~20:00
※午後はお昼以外で30分程度の休憩があります
接客の目安
- 平日で3~4名程度
- 休日で7~8名程度
※これが正規店で一日に販売する本数です!
顧客リスト以外の在庫
各店舗には上顧客といわれるVIPが必ず存在し、百貨店側も有名ブランドの売上を上げるべく力を入れています。
お金持ちの方ほど資産性を重視した買い物をするので、特別枠で注文が入る仕組みとなっていることから、人気モデルが一般客に行き渡るほど在庫を確保できている状況ではありません。
しかし、ゼロではないので人気モデルでも数本/月は在庫を確保しています。
まとめ
上記の1~4の条件を満たした状態が購入できる「タイミング」となります。
では、そのタイミングを合わせるには、どのようにすれば良いか?
ロレックスの基礎知識を知りたい方は、こちらの記事もご確認ください。
コメント