腕時計は、長期的に使い続けることで、日常の衝撃やキズなどの損傷を受けることがあります。
そのため、愛用する腕時計を長持ちさせるためには、適切なメンテナンスが必要です。
腕時計にガラスコーティングをすることは、外側のガラス面に保護膜を形成するため、傷や汚れから守ることができます。
特に、高価な腕時計を所有している場合は、キズや汚れを避けるためにガラスコーティングを施すことをお勧めします。
コーティングによって表面の光沢感も保たれ、腕時計の美しさも長く維持することができます。
さらに、ガラスコーティングは比較的安価で、施工も簡単であるため、手軽に腕時計のキズ防止対策を行うことができます。
腕時計を長く使い続けたいと思うなら、ガラスコーティングを検討するのも一つの方法です。
キズが付きやすい箇所
腕時計のケースやブレスレットの素材が金属とはいえ、机やロッカー等に軽く当たっただけでもキズが入ってしまうので油断大敵です。
ケース
夏場は半そでになる機会が多く、腕回りが無防備となるので季節によって使い分けることをオススメします。
夏場はGショック等のタフな時計が安心といえます。
ブレスレット
ケース同様に金属とはいえ、簡単にキズが入ってしまいます。
特にブレスレットの下面は一番擦れるところなので気になる方は保護シールを貼りましょう。
ガラス
風防の素材によりますが、プラスチックは傷が入り易く目立ちますが割れない程度であれば味と捉えて良いと考えます。
高級時計に使用されるサファイアクリスタルガラスは硬度が高いことから日常の使用ではキズが付くことはありません。
しかし、極まれに落下や当たり所が悪かったりすると『欠け』が起こってしまう時がありますのでご注意下さい。
キズ防止対策【クリスタルガード クロノアーマー】
腕時計はガラス面や金属が、むき出しなので定期的なケアをオススメします。
ケアに最も優れているのが大人気の『クリスタルガード クロノアーマー』です。
これは、腕時計専用のクリーナー兼コーティングができる優れもので、高級自動車用のコーティング剤から生まれステンレスからゴールド、プラチナ、チタン、カーボン、プラスチックまで、あらゆる素材の腕時計のお手入れに使用することができます。
参考価格:3,300円

使えば使うほど、鉛筆硬度9Hのミクロの皮膜が腕時計の傷や汚れを防止し、その価値を守りながら、劣化せず美しい艶を維持することができます。
素材による違い
ケースには傷がつきやすい素材もあれば、つきにくい素材もあります。
さらに経年によるエイジングを楽しめる素材もあります。
一般的には
ステンレススティールは鉄やクロム、ニッケルといった金属や元素で構成されおり、「錆びない」という特徴を持ちます。
ステンレススティールは1種類ではなく、用途やコスト、デザインによって無数のステンレス素材が使われています。
最も腕時計に使われるステンレススティールは「SUS316L」と呼ばれるステンレス素材で、これまでに多くの高級腕時計に採用されてきました。
高級素材
ゴールド・プラチナが採用された時計のラグジュアリー感と美しさは格別です。
ゴールドでもホワイトゴールはビジネスシーンで身に着けやすく肌色への愛称も良いでしょう。
ゴールド・プラチナも錆びることなく、長期間使用できる素材ですが、特別傷が付きにくい素材というわけではありません。
キズに強い素材
セラミック
腕時計に使われるケース素材としては圧倒的に傷が付きづらい素材です。
サファイヤクリスタルと同等の「2300」というビッカース硬度を持ち、ステンレススティールと比較するとセラミックは10倍以上も硬いです。
加えてセラミックは変色しないうえに錆もしません。

セラミックは「シャネルのJ12」に使用されています
パラジウム
非常に硬く傷が付きにくい素材です。
高級腕時計を身に着けていると傷がつかないように気を遣うものですが、パラジウムは多少擦った程度では傷がつかない為、扱いやすい素材といえます。
また、パラジウムはどんな環境でも変色しにくいという特徴を持っており、購入時の輝きをいつまでも保つことができます。
性能はプラチナにかなり近いですが、価格はプラチナよりの約半分程度とかなりリーズナブルです。

パラジウムは「カルティエ・パルミジャーニ」に使用されています
ザリウム
アルミニウムとジルコニウムの合金です。
この素材は宇宙工学の分野でも使用される素材であり、傑出した軽さや無類の耐久性など優れた特性を持ち、変形や摩擦にも強く、美しい光沢を帯びています。

ザリウムは「ハリーウィンストンのプロジェクトZシリーズ」に使用されています
カーボン
軽さと高強度をウリとする新世代のケース素材です。
主に炭素を原料とした素材で作られているカーボンは重量が鉄の約1/4、強度は約10倍という優秀な性質をもっていおり、宇宙開発などにも使われている最先端の素材ですが、加工が難しく製造コストも高いため、限られた時計ブランドにしか採用されていません。
一方で高強度であるが故、他の素材より割れやすいのが欠点です。

カーボンは「ウブロ」や「オーデマピゲ」や「ブルガリ」で使用されています
マジックゴールド
2011年にウブロが自社開発したゴールド素材です。
マジックゴールドはゴールドとセラミックを融合した18K素材であり「硬い」ことが特徴です。
とにかく傷付きにくい素材として知られています。
一般的な18Kゴールドの硬さはビッカース硬度約400程度といわれていますが、マジックゴールドはなんとその2倍以上の約1000ビッカースで壊れにくく頑丈であるという圧倒的なアドバンテージこそマジックゴールドの魅力です。
エイジングが楽しめる素材
お気に入りの高級時計を綺麗な状態を保ちたい方もいれば、ガシガシ使用して経年を味わいたい方もいらっしゃいます。
一般的にエイジングが楽しめるケース素材としては「真鍮」素材が有名ですが、高級時計に使用する素材としては安物感が出てしまうことから注目されたのが「ブロンズ」素材です。
ブロンズはその名の通り「銅」をケースに採用しており、一般的にブロンズは耐アレルギー性能が弱く錆びやすい為、高級時計に用いられることは殆どありませんが、経年変化によるエイジングが楽しめることをウリとしています。

ブロンズは「チューダー」や「パネライ」や「ブルガリ」で使用されています
独特の美しさがあるため、一般的な時計では物足りないという方にピッタリな素材といえます。
まとめ
腕時計を毎日身に着けていると、どうしても傷が付きます。
細かな傷は研磨で取り除くことができますが、深い傷はなかなか取り除くことができませんが、気になる方は、簡単にコーティング加工ができる『クリスタルガード クロノアーマー』オススメします。
傷が気になる方は、セラミック・パラジウム・ザリウム・カーボン・マジックゴールドの素材を選ぶことで綺麗な状態に保つことができます。エイジングを楽しみたのであればブロンズ素材となります。
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