スマートバンドは、スマートフォンと連携し、日々の健康管理やフィットネスに役立つアイテムです。
ウェアラブルデバイスの一種であるスマートバンドは、歩数や心拍数、消費カロリーなどの健康情報をリアルタイムに測定し、自分の健康状態を把握することができます。
また、スマートフォンとの連携により、通知や着信などの情報を確認できる機能も備えています。
近年では、スマートバンドに付属するアプリを使って、健康情報を管理したり、トレーニングメニューを提供しているメーカーもあり、トレーニング効果を高めるため、目的に合ったスマートバンドを選び、より健康生活を意識してみましょう。
- スマートバンドとは
- 「スマートバンド」と「スマートウォッチ」の違い
- スマートバンドの選び方
- おすすめスマートバンド11選
- HUWEIスマートウォッチBAND 6
- SONY ウェナ wena 3 WNW-A21A/B
- Xiaomi スマートバンド6 1 ブラック
- SONY ウェナ wena 3 metal WNW-B21A/S
- ガーミン アクティブトラッカー 活動量計 010-01995-62
- ギャラクシー Fit2 SM-R220NZKAXJP
- OPPO Band Style ブラック ETI21 FW バニラ
- ギャラクシー Gear Fit Pro SM-R36510417JP
- Fitbit Charge5 FB421GLWT-FRCJK ルナホワイト
- SLUB スマートウォッチ 755-2
- ガーミン HRM-Pro 010-12955-01
- スマートバンドの付け方・使い方のコツ
- まとめ
スマートバンドとは
スマートバンドとは、日々の健康管理や活動記録に役立つリストバンド型のウェアラブルデバイスです。
時刻を表示するだけでなく、心拍数や血中の酸素濃度、運動時の消費カロリー、睡眠の質など、健康状態を計測するための様々な機能がついており、毎日身に着けることで体調の変化に気がつきやすいメリットがあります。
中には、Suicaなど交通系ICカードに対応したものや、メールやLINEの受信、スマホの着信を通知する機能が搭載されているモデルもあります。
「スマートバンド」と「スマートウォッチ」の違い
スマートバンドは、スマートウォッチよりもディスプレイが小さめで本体が軽量です。
縦長で細身のモデルが多く、運動や作業時でも身につけやすいメリットもあります。
スマートウォッチには、音声通話やメッセージの送受信、電子マネーといったスマホと同等の機能が多く搭載されているのに対し、スマートバンドは健康管理機能がメインのシンプル設計です。
機能が少ない分バッテリーの持ちが良く、フル充電で1週間程度使えるモデルが多いので、手軽に長期的な健康管理が行えます。
スマートバンドの選び方
管理したい項目と機能をチェックしましょう。
活動量計機能
活動量計機能付きのスマートバンドは、日々の活動量を把握したい場合に適しています。
健康管理機能が充実しているモデルも販売されており、心拍数、運動時の消費カロリー、推定体温、月経周期、歩数など様々なデータを記録できる商品があります。
運動する機会が多い場合は、スポーツモードやエクササイズモードを搭載し、効率の良い運動をサポートできるモデルもおすすめです。
睡眠計測機能
睡眠計測(睡眠トラッキング)機能付きのスマートバンドは、毎日の睡眠時間や睡眠の深さ、睡眠の質などが把握できます。
寝つきが悪い方や、眠りが浅い方、朝起きるのが苦手な方など、睡眠の質が気になる方の健康管理におすすめです。
睡眠状態をアプリ上でスコア化したり、過去データと比較したりできるモデルもあります。
商品により計測できる内容が異なるので、知りたい情報に対応しているものを選びましょう。
防水機能
防水機能付きのスマートバンドは、汗や水で濡れても故障するリスクが少ないので、ランニングやウォーキングなどのスポーツシーンにおすすめです。
スマートバンドの防水性能は、一般的な腕時計のように気圧防水(ATM)で表され、数字が大きくなるほど防水性能が高くなります。
シャワーやお風呂、水泳、海水浴などで使いたい場合には、防水性能が5ATM以上のモデルがおすすめです。
スポーツ施設によっては安全上の理由からスマートバンドの使用が禁止されている場合もありますので、事前に使用場所のルールを確認しましょう。
GPSセンサー
GPSセンサーが内蔵されたスマートバンドは、ランニングやサイクリングの走行距離やペース、ルートなどがリアルタイムで計測できます。
スマートバンド本体で位置情報が取得できるため、スマホの連携なしで手軽に使えるのがメリットです。
ワークアウトの結果がアプリに同期されるモデルなら、GPSセンサーで記録したルートや速さが帰宅後スマホ上でじっくり確認できます。
交通系ICカード連携機能(Suicaなど)
Suica、Pasmoなど交通系ICカードとの連携機能が付いたスマートバンドは、バンドを端末にかざすだけでキャッシュレス決済できるのが特徴です。
あらかじめお金をチャージしておけば、現金やスマホを持ち歩くことなくスムーズに会計を済ませられます。
運動中に喉がかわき、コンビニで飲み物を買いたい場合などにも非常に便利です。
ただし、Suicaの定期券やオートチャージなど一部使えない機能もありますので、付属機能の詳細をよく確認しましょう。
スマホと連携する場合はOSをチェック
スマートバンドを選ぶ際、スマホと連携して使用したい場合は、対応するOSをチェックしましょう。
スマートバンドはスマホと連携することにより、専用アプリ上で計測データを管理したり、詳細の設定をスマホ上で行ったりなど、より利便性が高まります。
商品によって対応しているOSが異なるので、自分のスマホが使えるかどうかの確認が必要です。
AndroidとiPhoneの両方に対応しているモデルの中には、OSによって使える機能が一部制限される場合はあるため、その点も事前に確認しておきましょう。
WatchOS
『WatchOS』は、iPhoneやMacを発売しているAppleが開発した、Apple Watch用のOSです。
iPhoneへの着信やメッセージの確認、Siriの音声アシスタントなども使えます。
wear OS by Google
『wear OS by Google(旧Android wear)』は、Androidスマホ用OSを提供しているGoogleが開発したスマートウォッチ用OSです。
足首に装着
足首につけるタイプのスマートバンドは、「フィットネストラッカー」と呼ばれ、フィットネス機能に特化しているのが特徴です。
時計機能はありませんが、心拍数や歩数、カロリーなど運動やヘルスケアに役立つ機能が搭載されています。
格闘技やチーム競技をする場合や、医療関係者、料理人、食品系の業種や接客業など、スマートバンドを日常的に腕へ装着するのが難しい方におすすめです。
おすすめスマートバンド11選
HUWEIスマートウォッチBAND 6
心拍数・血中酸度測定にも対応

24時間の心拍数計測や睡眠状況のモニタリング、血中酸素測定、月経周期トラッキングに対応し、ワークアウトや毎日の健康管理にも活用できます。
有機EL大画面ディスプレイ搭載の、視認性の高いスマートウォッチです。
バンドは軽量で汚れが付きにくく、他のカラーと交換することも可能です。
一度の充電で約14日使用でき、5分の充電で約2日使える急速充電にも対応しています。
SONY ウェナ wena 3 WNW-A21A/B
活動量記録・電子マネー・音声操作など幅広い機能を搭載

メールや電話などの通知確認や、歩数などの活動ログを残す機能、Alexaによる音声操作機能なども備えており、様々な面から生活管理に役立ちます。
Suicaや楽天Edy、iD、QUICPayなどの電子マネー決済に対応しているスマートバンドです。
文字盤となるヘッド部分は別売りになっており、好みのデザインのヘッドを組み合わせて使用できます。
バッテリーが切れてしまった後も、24時間は電子マネー機能を利用できるのも特徴です。
Xiaomi スマートバンド6 1 ブラック
充電なしで連続14日間使える

心拍数、血中酸素レベル、呼吸パターン、月経周期、ストレス・睡眠モニタリングなど、健康管理機能が充実しています。
AndroidとiOSの両方に対応したスマートバンドです。
30種類のエクササイズモード搭載で、運動内容にあわせて効率良く使えるのも特徴です。
スマホと連携すれば、LINEやメールの通知、音楽コントロール、スマホのロック解除といった機能も使えます。
ロングバッテリーが内蔵されているので最大14日間充電が持続します。
SONY ウェナ wena 3 metal WNW-B21A/S
上下左右のスワイプで素早く簡単に操作ができる

液晶画面を上下左右にスワイプするだけで、LINEやメール、電話の通知、スケジュール管理、アラーム、Suica、天気、歩数計、心拍センサーなどの便利機能が、スマホを取り出さなくても簡単に使えます。
ステンレススチール素材が使われた、高級感のあるスマートバンドです。
バックル部分の厚さがわずか6.9mmで、自然なカーブがついているので腕にしっかりフィットします。
アレクサにも対応しており、音声による操作も可能です。
ガーミン アクティブトラッカー 活動量計 010-01995-62
カラー展開が豊富!ファッション感覚で気軽に使える

心拍数、カロリー、ストレス、睡眠、呼吸数、歩数など、健康管理に役立つモードも多数搭載されています。
薄型で手首にフィットしやすいスマートベルトです。
スマホと連携すれば、電話やメールの着信通知が受け取れ、Androidスマホならテキストの返信も行えます。
50mの防水性能付きで、水泳やお風呂の中での使用も可能です。
グレーやブルーなどカラーバリエーションが豊富なので、ファッション感覚で装着したい方にもおすすめです
ギャラクシー Fit2 SM-R220NZKAXJP
最大15日間使えるロングライフバッテリー

90種類以上のトレーニングをサポートでき、運動時間、心拍数、消費カロリーなどをトラッキングします。
また、睡眠を測定し、睡眠向上のために役立てることも可能です。
アクティブなライフスタイルを管理できるウェアラブル活動量計です。
スリムなデザインで、一日中快適に着用ができ、最大15日間使用できるロングバッテリーを搭載しています。
OPPO Band Style ブラック ETI21 FW バニラ
利用シーンにあわせてベルトがカスタマイズできる

血中酸素レベル、心拍数、睡眠モニタリング機能があり、24時間リアルタイムで健康状態が管理できます。
5ATMの防水性能付きで、水泳中も使えるスマートバンドです。
12種類のスポーツモードも搭載されているので、種目別のトレーニングの効率化にも役立ちます。
ストラップが2種類同梱されており、利用シーンや服装洋服にあわせて手軽に雰囲気を変えられるのも特徴です。
ギャラクシー Gear Fit Pro SM-R36510417JP
多様なフィットネスアプリに対応!音楽の再生にも使える

様々なアプリ対応で、歩数計やフィットネストラッカー、心拍計、ミュージックの再生など幅広い用途で使えます。
有機ELディスプレイ搭載で、表示内容がわかりやすいスマートバンドです。
GPSが内蔵されているので、スマホがなくても距離や走行ルート、速度、消費カロリーなどがリアルタイムで計測できます。
50mの防水性能付きなので、プールや海、シャワー中の使用も可能です。
Galaxy純正モデルですが、iOS端末とも互換性があります。
Fitbit Charge5 FB421GLWT-FRCJK ルナホワイト
Suica対応!手ぶらでの買い物やバスの乗車が可能

Suicaにも対応しており、外出先で本体をかざすだけでバスやJRの乗車、コンビニでの買い物も可能です。
フィットネスアプリ「Fitbit」対応のスマートバンドです。
睡眠、心拍数、歩数、血中酸素濃度、推定体温、ストレスなど様々な要素をもとに算出された、個別のフィットネススコアが毎朝確認できます。
バッテリーの持ちがよく、フル充電で約7日間使えます。
SLUB スマートウォッチ 755-2
USBポート付きで簡単に充電できる

専用アプリと連携すれば、心拍数、歩数、睡眠記録などのデータが自動でグラフ化され、健康状態が年単位で可視化できます。
日々の健康管理に役立つ機能が豊富に搭載されたスマートバンドです。
スポーツ時にワンタッチで距離や歩数、心拍数などを記録し、効率良い運動をサポートする機能もついています。
USB充電式なので、手持のPCやモバイルバッテリーなどから充電器なしで簡単に給電できます。
ガーミン HRM-Pro 010-12955-01
足首専用!手が自由になるので動きに集中しやすい

スマホとの連携により、足首から計測した心拍、歩数、カロリー、ピッチ、スライドの長さといった、トレーニングデータの収集や分析も可能です。
足首に装着するタイプのスマートバンドです。
手が自由になるので、格闘技や水泳など腕を多く使うスポーツの競技時にも邪魔になりにくいメリットがあります。
柔らかい素材のストラップが使われているため、足首の動きを妨げず自然な装着感が得られます。
50mの防水性能があるので水中でも使えます。
スマートバンドの付け方・使い方のコツ
日常生活
日常生活でスマートバンドを身につける際は、手首の骨から指1本分程度上の位置に装着し、ディスプレイ面が常に肌に接しているかをチェックします。
ベルトがゆるすぎると、センサーの光が外にもれて正確に測定できないため、腕にぴったりフィットさせるのがポイントです。
装着後は、できるだけ正確に心拍数などを計測できる位置を探しましょう。
スポーツ・エクササイズ
スポーツやエクササイズをする時は、バンドがずり落ちないようなるべく手首から上の位置(指2本分程度上)に装着するのがおすすめです。
ベルトをきつくしめすぎると、血流が妨げられて正確に心拍数を読み取れない場合があるので、動きを妨げない程度にしっかり固定します。
始める前に、ウォーミングアップをして心拍数を上げておくと、開始時から安定した値を計測しやすくなります。
腕時計の併用
スマートバンドはスマートウォッチよりも幅が狭く、全体的に縦長でスリムな形状です。
そのため、一般的な腕時計と併用しても、時計を2つ装着しているようには見えづらく、自然に身につけやすいです。
時計表示は手持ちの腕時計の方が見やすい方や、ビジネスなどでスマートバンドを外す必要がある場合などは、腕時計とスマートバンドを併用して身に着けるのがおすすめです。
まとめ
スマートバンドは、身につけているだけで健康管理や、睡眠状態を把握できる便利なアイテムです。
なかには、Suica対応モデルや、水泳やシャワーで使える防水性能の優れたモデルもラインナップされていますので、用途に合ったスマートバンドを見つけてみてください。
コメント