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甘口日本酒の極上の世界:おすすめ銘柄と飲み方のコツを大公開

生活系

甘口日本酒、それはまさに和の伝統と繊細な味わいが織り成す、優雅な一杯です。

日本の職人技が生み出す、その甘みとまろやかさは、心を癒す極上の味わいへと誘います。

甘口日本酒は、お米の甘さを存分に活かし、柔らかく、深い味わいが特徴です。その魅力は、まるで月明かりに照らされる桜の花のように、優しく美しい舌触りが感じられます。ひと口飲めば、「和の優雅さ」が体現されたかのような味わいが広がります。

このブログでは、そんな甘口日本酒の魅力に焦点を当て、その独特の味わいや心地よい甘さをご紹介します。甘口日本酒で素敵なひとときを過ごしましょう!

日本酒とは

日本酒は、米と麹を発酵させて造る醸造酒です。料理との相性がよく、海の食材はもちろん、山の食材や発酵食品のおいしさを引き出してくれます。味わいはさまざまで、使う水や米、造り方、飲み方などで変化します。さらにフルーティな甘口とキリリと淡麗な辛口、といった違いもあり、好みに合わせて選ぶことができます。

甘口と辛口の違い(度数)

日本酒の甘口・辛口を判別するときに参考にしたいのが「日本酒度」です。日本酒度の数値がマイナスほど甘口になり、プラスほど辛口に感じられる傾向にあります。辛口の日本酒の平均はプラス10前後。甘口の中でも最も甘い「貴醸酒」はマイナス30~40程度と言われています。日本酒度はラベルに書いてあるので、選ぶ際の参考にしていただければと思います。

甘口の日本酒にまつわる話

甘口日本酒は、古くから日本の酒造りにおいて重要な位置を占めていました。実は、古代から中世にかけての日本酒は、現代の辛口よりも甘口が主流でした。当時の日本酒は、お米の甘みを活かした味わいが好まれていたため、甘口が多く作られていました。

また、甘口日本酒には、日本の古い神話にまつわる話もあります。『竹取物語』に登場するかぐや姫が、宴会の席で月から送られてきたとされる甘口の日本酒「蓬莱の御酒」を振る舞ったというエピソードがあります。この話は、甘口日本酒が神々しい魅力を持っていることを示しています。

さらに、甘口日本酒は、和菓子やデザートとの相性が抜群で、日本の茶道でも重宝されてきました。茶道のお菓子と一緒に楽しむことで、甘口日本酒がもたらす優しい甘さと、和菓子の繊細な味わいが一層引き立ちます。また、甘口日本酒は、異国のデザートやチーズとも意外なほど相性が良く、創作料理と組み合わせることで新たな味わいの発見が期待できます。

近年では、甘口日本酒を活用したカクテルも注目を集めています。果物やハーブと合わせることで、さらに豊かな味わいが楽しめるので、カクテル好きにも喜ばれることでしょう。

甘口日本酒は、その歴史や神話、そして食との相性のよさから、日本の文化と深く結びついています。

これらの面白い話が、甘口日本酒を楽しむ際にさらに味わい深いものにしてくれるでしょう。

甘口を選ぶ際の3つのポイント

  1. 貴醸酒
  2. スパークリング日本酒
  3. どぶろく

貴醸酒とは

三段仕込みで仕込む日本酒において、最後の仕込みで水の代わりに日本酒を使用したのが「貴醸酒」となります。アルコールが入るため酵母が弱まり、発酵がゆるやかになって糖分が残り甘口に仕上がります。長期熟成酒、生酒などの種類もあり、どれもとろみと香り豊かで蜜のように濃厚な甘みがあるのが特徴です

スパークリング日本酒とは

「スパークリング日本酒」は、フレッシュでフルーティな味わいを楽しめるのが特徴です。低アルコールのものもあり、お酒が弱い方も飲みやすく、きめ細かな泡でシャンパングラスにも合う「瓶内二次発酵」、手頃な「炭酸ガス注入」、米のうまみが感じられる「活性にごり酒」などがあります。

どぶろくとは

「どぶろく」は、日本の伝統的な酒のうち、米と米麹と水を原料として発酵させただけで、漉す工程を経ていない酒のことです。米と米麹の栄養がそのまま詰まっているので、アミノ酸やコウジ酸など肌に嬉しい成分も豊富だと言われており、とろりとした口当たりで米のうまみや甘みがそのまま残された甘口のものが多くあるのが特徴です。またアルコール度数が低いものも多く、お酒が弱い方にも、おすすめです。

甘口日本酒定番3選

来福(らいふく) MELLOW

できたて生酒、しかもリーズナブルな貴醸酒

来福酒造は、1716(享保元)年創業の茨城県の酒蔵。花から清酒酵母を純粋分離した「花酵母」を用いた酒造りで注目を集めています。現在は日本国内にとどまらず、東南アジアを中心に、ヨーロッパやアメリカなどにも日本酒を輸出しています。

来福酒造の貴醸酒は、できたての生酒で、しかもリーズナブル。 香りも華やかで、口に入れるとゆっくりと心地良い甘味が広がります。食前酒や食後酒として。卵料理やデザートに合わせても楽しむことができます。

満寿泉 貴醸酒

とろりとしてキレのよい、貴腐ワインのような上品さ

 「能登杜氏四天王の一人」とも称される杜氏 三盃幸一さんが生み出した「満寿泉」は、米の甘みやうまみが残った、優しくもしっかりとした味わいが特徴。

満寿泉の貴醸酒は、上品な甘口でまるで貴腐ワインを想わせるような味わいがあります。長期保存しても酒質が保たれることも特徴のひとつで、熟成すると重厚な琥珀色になり、複雑味を帯びてきます。

貴醸酒 八海山

やわらかで上品な甘さの日本酒

新潟県を代表する酒蔵 八海酒造。霊峰・八海山の伏流水「雷電様の清水」を使い、料理の味を引き立てるような淡麗な酒質で人気の八海山からも貴醸酒がリリースされていいます。八海山の貴醸酒は、できたての爽やかな口当たりが特徴の熟成前の酒を瓶詰めし保存しておくことで、重厚な琥珀色への移り変わりや、熟成してゆく味の変化を楽しむこともできます。

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おすすめの貴醸酒2選

水芭蕉 Dessert Sake

スイーツやフルーツ、チーズに合わせて楽しめる食後酒

食事の最後を締めくくる「水芭蕉 Dessert(デザート) Sake」。7年の歳月を経て、ついに完成した群馬県・永井酒造の貴醸酒。米のうまみを凝縮し、米の表現の可能性に挑戦した逸品。口に含んだ瞬間、完熟したマスクメロンを思わせるような味わいに仕上げていて、「日本酒を食後に」というコンセプトを提案しています。スイーツやフルーツ、チーズに合わせてゆったりと楽しめるお酒です。

黒龍貴醸酒

純米吟醸酒を使って贅沢に仕込んだ貴醸酒

 「黒龍貴醸酒」は、純米吟醸酒の「黒龍 純吟」を使って贅沢に仕込んだ貴醸酒を、飲みやすくライトに仕上げた逸品。福井県産五百万⽯が持つ米本来のうまみを引き出しつつ、爽やかな飲み⼼地を追求して生まれた「黒龍 純吟」を使うことで、熟した果物のように甘酸っぱくリッチな新感覚の味わいに仕上がっています。

スパークリング日本酒おすすめ2選

獺祭(だっさい)純米大吟醸 スパークリング45

山田錦×純米大吟醸の華やかで豊かな味わいがスパークリングに

造る酒はすべて純米大吟醸仕込み。フルーティな味わいで人気の獺祭のスパークリング。酔えばいい、売れればいい酒ではなく、おいしい酒・楽しむ酒として、多くのファンを持つ獺祭の味わいを軽やかに楽しむことができます。純米大吟醸だからこその華やかな香り、山田錦だからこその米の甘み、瓶内二次発酵だからこそのきめ細い泡が特徴で純米大吟醸らしい豊潤さのある余韻が長く続くお酒です

一ノ蔵 すず音(すずね)

アルコール5度。優しく甘酸っぱいスパークリング清酒

グラスに注ぐと立ちのぼる繊細な泡が鈴の音を奏でているようであることから「すず音」と名付けられたスパークリング日本酒。口の中でぷちぷちと優しくはじける泡は、シャンパンと同じ瓶内発酵によって生まれる自然の炭酸ガスによるもの。お米の優しい味わいの中に、やわらかな甘酸っぱさが口中に広がります。アルコール度数も低く、普段はあまりお酒を飲まない方にも喜ばれ、乾杯にはもちろん、カクテルベースやデザート酒としても楽しむことができます。

どぶろく他おすすめ5選

八海山 発泡にごり酒

炭酸の泡が口の中で心地よくはじける、発泡にごり酒

爽やかな酸味と華やかな香りで、きれいですっきりとした後味。炭酸の泡が口の中で心地よくはじける発泡にごり酒です。食前酒としてはもちろん、濃厚な味の料理や、スパイシーな料理、フルーツなどのデザートに合わせてもおいしいお酒です。

うまみは十分にありながら飲み飽きず、端麗なのに深みがあるお酒。食事を邪魔せず、いつまでも飲み飽きない酒を醸す八海醸造の発泡にごり酒は、日本酒に飲み慣れた方への贈り物としても最適です。

にいだしぜんしゅ 生もと純米 にごり酒

仁井田本家が自然米100%で造るにごり酒

自然米(農薬・化学肥料を一切使わず栽培した酒米)100%で造る仁井田本家の「にいだしぜんしゅ」。「にいだしぜんしゅ 生もと純米 にごり酒」も自然米100%で上品な味のふくらみを感じることができます。

滓(おり)が多いため、まろやかな舌触りと、やわらかな口当たりで、まるでおいしいお粥を食べているよう味わいがあります。糀の香りもたっぷりで、後味に、生もとのほのかな酸味。自然米の魅力を強く感じることができ、燗にするのもおすすめです。

月桂冠 にごり酒

甘い香りがふわりと広がる、老舗日本酒メーカーのにごり酒

1637(寛永14年)創業、京都伏見で最古の酒蔵・月桂冠。月桂冠のにごり酒は、ふわりと広がる甘くフルーティーな香りや、すっきりとした口当たりでありながらも、優しい甘さと爽やかな酸味を贅沢に味わうことができます。アルコール度数も10度台と低めで飲みやすく、やさしくライトな味わいとともに、にごり酒ならではのもろみの食感が楽しめるのも魅力の一つ。冷やして飲むのがおすすめです。

鳳凰美田 初しぼり 無濾過本生 純米吟醸酒

マスカットを思わせる上品でフルーティな吟醸香

栃木県の酒蔵。日光山系の豊富な地下水、雄大で繊細な自然の恩恵を受け、150年以上にわたり酒造りを行っている小林酒造 鳳凰美田の純米吟醸酒。

五百万石を55%まで磨き上げ、低温でゆっくりと発酵。新酒でしか表現できないフレッシュ感で多くのファンを持つお酒。マスカットを思わせる上品でフルーティな吟醸香が印象的です。無濾過なので、うっすらと白い濁りがあります。

東洋美人 限定純米吟醸 醇道一途 直汲み

直汲みならではのダイナミックな口当たりと米の甘み

2013年の豪雨災害での壊滅的な状況から復活し「原点からの一歩」を踏み出す意味が込められた「一歩(ippo)」シリーズに代わり、いつ何度でも「醇道一途(じゅんどういちず)」の気持ちを胸に刻み酒造りに精進していくという熱い想いが込められたシリーズです。「直汲み 生」は東洋美人らしい華やかな香り、直汲みならではの生き生きとした口当たりでジューシーな米の甘みが口の中に広がり、きれいで洗練されたうまみが味わうことができます

関連記事

日本酒には辛口と甘口があります。辛口については、関連記事をご確認ください。

まとめ

甘口の日本酒はスイーツ好きや、のんびりとお酒時間を楽しみたい方におすすめです。甘い日本酒が飲みたい時には、貴醸酒、スパークリング日本酒、どぶろく等を選ぶか、裏ラベルに記載されている日本酒度などを参考にお選び下さい。

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