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白ワインの美味しい選び方:ブドウ品種と製法が決め手。おすすめ10選

生活系

白ワインは、その爽やかな味わいや繊細な香りが魅力的で、世界中で愛されています。

この記事では、白ワインの素晴らしさを紐解き、その魅力に迫ります。ブドウ品種や製法の違いが生み出す多彩な味わいから、様々な料理とのペアリングまで、白ワインの世界は奥が深いものです。

白ワインに馴染みがない方でも、この記事を通してその魅力に目覚めることでしょう。すでに白ワインファンの方には、新しい発見や知識が提供されます。

さあ、一緒に白ワインの魅力を探求し、その美味しさを存分に堪能しましょう。

白ワインの世界が、あなたを待っています。乾杯!

白ワインとは(赤ワインとの違い)

白ワインとは、ブドウの果汁を主成分として作られるアルコール飲料です。

赤ワインと違い、白ワインは発酵前に果皮を取り除き、果汁だけを用いるため、色が透明から淡い黄色になります。白ワインは、主に白ブドウ品種から作られますが、赤ブドウ品種を使った場合でも、果皮を取り除くことで白ワインを生産することが可能です。

白ワインは、爽やかでフルーティーなものから辛口で複雑なものまで幅広い味わいがあります。これは、ブドウ品種や製法、熟成方法によって異なります。白ワインは、魚料理やシーフード、チーズなどの軽い料理と相性が良いことで知られており、食事のペアリングやアペリティフとして楽しまれます。

アルコール度数も赤ワインに比べて低いので、お酒が苦手な方にもおすすめです。

白ワインにまつわる話

白ワインには、数々の興味深いエピソードや歴史があります。ここでは、その中から3つの面白い話をご紹介します。

エピソード1:クレオパトラ

クレオパトラが愛したとされる白ワイン「ファラオの涙」は、エジプトのナイルデルタ地域で生産されていました。このワインは、その昔、古代エジプトの王室で飲まれていたと言われており、クレオパトラが愛したローマの将軍マルク・アントニウスにも贈られたとされています。

エピソード2:シャンパン?!

フランスのシャンパーニュ地方で生まれたシャンパンは、もともとは白ワインでした。しかし、17世紀に偶然二次発酵が起こり、炭酸ガスが発生する現在のシャンパンが誕生しました。この発泡性ワインは、王室や貴族に愛され、特別な場や祝福の場で楽しまれるようになりました。

エピソード3:世紀のワイン

1945年にドイツのモーゼル地方で生産された白ワイン「リースリング・トロッケンベーレンアウスレーゼ」は、その稀少性から「世紀のワイン」と称されています。戦争の影響でブドウ収穫が困難であったため、僅かな量しか生産されず、その後も世界中のコレクターが高額で取引しています。

白ワインの選び方

白ワインを選ぶ際のポイントは3つ。

品種で選ぶ

ブドウの品種によって味わいや風味は異なります。知名度の高い王道の品種から香り豊かなものまで50種類以上あるので、その中からとくに人気の品種について解説します。

シャルドネ

白ワインといえばシャルドネと言われるほど、世界的に知名度の高いぶどうの品種です。ワイン初心者でも飲みやすい優しい味わいで、どんな料理にも合うのが特徴です。

しかし、土壌の環境や気候によって濃度や爽やかさは変化します。また、同じシャルドネでも作り手の個性や生産地によってワインの風味は異なります

ソーヴィニヨン・ブラン

キリッとした辛口のなかに、フレッシュな爽やかさを感じられるぶどう品種です。ハーブをイメージするような風味で主張しすぎないため、シンプルな料理に最適です。お刺身や天ぷらなどの淡白な日本料理にも合いますよ。

リースリング

酸味や苦味の強いお酒が苦手な方におすすめの品種です。製造方法によって、ほんのりとした甘さから蜂蜜のような濃厚な甘みにまで変化するのが特徴。辛口であれば、上品な味わいのなかに芳香性が強調されて優雅な気分に浸れますよ。

ピノ・グリ

薄い赤紫色をした珍しいぶどうの品種で、ロゼワインのような色合いに仕上がります。果実味が高く酸味のなかにも深みを感じられます。コク深いので、卵・チーズ・肉料理など濃厚な味付けの料理とも相性の良い白ワインです。

甲州

日本で古くから栽培されている有名なぶどう品種です。程よい酸味と甘味が特徴で、爽やかでフルーティーな飲み口ながら、最後には苦味も感じられます。繊細な味付けの京料理とも相性が良く、食中酒として愛飲されています。

産地で選ぶ

同じ品種でも産地が違えば、香りや味わいも違ってきます。産地による特徴を確認しながら、好みの銘柄を見つけてください。

旧世界

2000年以上も前からワイン作りの歴史をもつヨーロッパの生産地を旧世界と言います。生産地と生産者の個性を反映したワインが多いため、原産国の料理に一番合う白ワインが揃います。

グレードや価格帯も幅広く、リーズナブルでコスパの良いワインから奥深い味わいが特徴の高級ワインまで種類も豊富です。

新世界産

ワイン生産の歴史が旧世界よりも浅い新世界は、コスパに優れたワインを多く生産しています。果実味が高く、フルーティーな味わいが特徴。コクや力強さのある白ワインが多く、煮込み料理や肉料理など味の濃い料理に合わせやすくなっています。

グレードで選ぶ

ぶどうに含まれる糖分が発酵後にアルコールに変わる度合いによって、甘口〜辛口と表現されます。グレードによって飲み口や風味・合う料理が異なるので好みに合わせて選んでください。

甘口

ぶどうの糖分が失われないように、途中で発酵をストップして甘味を残したのが甘口です。酸味や苦味のあるアルコールが苦手な方や、ワイン初心者なら甘口ワインから試してみるのが良いでしょう。まろやかな甘味が特徴で、デザートとの相性も良いです。スッキリとした味わいのものから、濃厚な甘味を感じるものまで種類も豊富です。辛口よりアルコール度数も低いので、気軽に飲めるワインの1つとして最適です。

辛口

しっかり発酵させて糖分をアルコール化したものが辛口ワインです。キリッとした酸味とフレッシュな喉越しが特徴で白身魚や鶏肉料理など、淡白な味付けの料理と相性抜群です。食中酒として飲むなら辛口が良いでしょう。メインプレートの味付けや香りを邪魔せず楽しめます。辛口は好き嫌いが分かれにくいので、贈り物としても最適ですよ。

白ワインおすすめ10選

オススメの白ワインを10銘柄ご紹介します。産地やグレードの違いによって、味わい・風味が異なります。好みやシーンに合わせて選んでください。

タヴェルネッロ ビアンコボックスワイン

イタリア語で「小さな居酒屋」を意味するブランドのベストセラー白ワインです。国内をはじめ世界中で売り上げNo.1に輝くほど、ワイン通も納得のエコノミーワインです。

すっきりとした果実味とフローラルの香りで、酸味とのバランスも取れています。清涼感あふれる香り豊かな後味で、カルパッチョとの相性も抜群。魚介料理だけでなく、チーズたっぷりのピザやパスタにもよく合いますよ

日本ワイン グランポレール 山梨甲州

コンクール受賞経歴もある和食に合う辛口ワイン

フルーティーなアロマと爽やかでクセのない酸味が特徴の白ワインです。SAPPOROが提供しているため、日本の白ワインの魅力がギュッと凝縮されています。白身魚の刺身や天ぷらにも合うでしょう。

果汁を低温でじっくり発酵させ、その後熟成を加えることでコクとキレをプラスするなど、製造過程にもこだわっています。日本古来品種である甲州の芳しいアロマを堪能できるでしょう。

サンタヘレナ アルパカ シャルドネセミヨン 750ml

アンデス山脈から届くキレが良く飲みやすい1本

なめらかな飲み口が特徴の辛口で、和洋問わずさまざまな料理に合うコスパに優れた白ワインです。世界50カ国で愛されるチリワインの名門「サンタ・ヘレナ」で、ハイクオリティーのワインを低コストで仕上げています。

そのため、価格は手頃でも高い評価を受ける白ワインとして世界中に輸出されています。シャルドネの酸味とフルーティーさが、セミヨンの繊細な果実味と絶妙に調和します。

オーストラリア イエローテイル モスカート 750ml

微発泡で低アルコールの新感覚白ワイン

かわいらしいカンガルーのイラストが特徴的な、世界中で愛飲されているオーストラリアワインです。食前酒として前菜と楽しんだり、食後にスイーツとも楽しめます。

白ワインでは珍しい微発泡のフルーティーなマスカット味なので、甘いのが好みの方に最適です。アルコール度数は7.5%なので、お酒が弱い方でも美味しく味わえますよ。

シャトー リューセック ソーテルヌ第1級

塩気のあるおつまみによく合う超甘口白ワイン

甘口ワインの代表として人気の「ソーテルヌ」の白ワインです。気象条件が複雑ななかでしか育たない希少価値の高いぶどうを使用しています。蜂蜜のような濃厚な甘さとすっきりとした後味が融合しています。

ガパオライスやチキンカレーなど、たくさんの香辛料を使用する料理との相性が抜群です。塩気の強いチーズや、クセのあるおつまみにもよく合いますよ。

ロエロ アルネイス フォンタナフレッダ

フレッシュな果実の香りの爽やかな美味しさ

イタリア・ビオモンテ州の代表的なワインとしてワイン通に愛されるアルネイスです。口当たりの良い甘味が特徴で、トロピカルフルーツや洋梨などのフルーティーさと蜂蜜のような濃厚な香りが口いっぱいに広がります。

濃密な甘味があってもくどさはなく、後味はすっきりしています。冷やしても美味しいので、夏場の食中酒としてもおすすめです。

ウィリアム フェーブル シャブリ

日本食にも合うしっかり冷やして飲みたい白ワイン

生の魚介類やお刺身とも相性の良い、冷酒で楽しめる白ワインです。スモーキーな樽香に、ピーチやトロピカルフルーツのような果実味を感じられます。

ぶどうの熟成に新樽を利用していないのもウィリアムフェーブルのこだわり。フレッシュ感とシレックスなどのミネラル感を表現した、王道の味わいです。過去にはフランスの有名ワイン評価誌で最高の三つ星評価を獲得しています。

アーサーメッツ リースリング白ワイン

どんな料理にも合う万能タイプの白ワイン

長い歴史のあるドイツワインの影響を強く受けている酸味のきいた辛口白ワインです。アプリコットの甘酸っぱさが特徴的で、しっかりとした味わいを堪能できますが香りは控えめです。

そのため、ローストチキンやシュウマイなど、和洋問わず香り高い料理の邪魔をしません。爽やかな飲み口なので、冷やして飲むのがおすすめですよ。

コノスル ビシクレタ レゼルバ ゲヴュルツトラミネール

コスパに優れた毎日の食卓で飲めるチリワイン

これからワインをたしなんでいきたい方におすすめなのが、王道ワインとして有名な「ビシクレタ・レゼルバ」。ぶどうの品種の多さが特徴で、ボトルごとにそれぞれの品種の違いを実感できますよ。

表現力豊かでワインの余韻に浸りたい方におすすめなのが「ゲヴュルツトラミネール」です。バラやライチなどみずみずしく華やかな香りとスパイシーなエキゾチックさが融合しています。

ケンダル・ジャクソン グランド・リザーヴ・シャルドネ

濃厚なアロマと深いコクが魅力の白ワイン

ふくよかで芳醇なぶどうの味わいを感じられる白ワインです。オバマ元大統領お気に入りのワイナリーとしても世界中で有名になりました。とくに「グランド・リザーヴ」は、厳格に管理した上質なぶどうのみを使用した上級シリーズです。

トロピカルフルーツの濃厚なアロマとコクを感じられるリッチな味わいが特徴です。くどさもないので、何杯でも飲めますよ。

白ワインの美味しい飲み方

白ワインを美味しく飲むためには、温度管理が大切です。酸味やみずみずしいフルーティーさを重視するなら7〜10度に冷やして飲むのがオススメです。甘味やコクを感じたいなら10〜14度で味わいましょう。冷やしすぎると苦味が出る原因にもなるので、適温で楽しんでください。

辛口タイプは口がすごまった形状のグラス、甘口は丸味を帯びたワイングラスが良いでしょう。グラスにこだわることで、ワインの口当たりを最大限に感じられます。

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ワインには赤と白の二種類があります。赤ワインについては関連記事をご確認ください。

まとめ

白ワインは、コスパや好みに合わせて選ぶと良いでしょう。すっきりとした爽やかさが好みなら辛口を。デザートや食前酒に合わせるなら甘口がオススメです。シャルドネやリースリング・甲州など、ぶどうの品種や生産地によって異なる風味や香りを楽しむのもいいですね。さまざまな白ワインに出会って、好みの美味しい1本を見つけてください。

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